HaRuNeとは
小田原の「ヒト」「モノ」「コト」が集まる
新スタイルのショッピング&コミュニティ空間
1F 駅側入口
B1F 中央付近
B1F 街かど案内所
B1F 駅側エスカレーター
HaRuNeのコンセプト
Community Circle @ 小田原
市民が主役となり、市民力を発揮する場
地域の魅力を再編集&発信するコミュニティ空間
HaRuNe小田原のコンセプトは、「Community Circle@小田原」。
魅力的な小田原の「ヒト」「モノ」「コト」を発信し、市民や観光客が集う「にぎわいの場」を創出します。
集まった「ヒト」「モノ」「コト」の交流を通じて、「小田原ならではの新しい価値」を生み出し、「HaRuNe小田原」が街の中心のひとつとなり、市内各所に魅力の輪を広げながら、地域の活性化へとつなげていきます。
HaRuNeの愛称の由来
植物は芽吹き、茎を通って栄養を地中から運び上げ、花が咲き、実を結びます。
それを支える「根」はその成長やいきいきしたエネルギーの源になっています。
この小田原地下街が小田原の魅力を吸い上げ、発信し、市内や街なかに人があふれ、回遊し、地域が活性化する。その飛躍と恵みの源となる小田原の「張る根」になってほしいという思いを込めて「HaRuNe小田原」としました。
ロゴデザイン
左側のマーク部分は、地下街から街なか、市内各所への回遊と、地域における飛躍や恵みを生み出す象徴として「芽」で表現。そして地下街と街なか、市内各所、その周辺地域は、すべてつながっていくということから、それを一筆で描いています。右側の名称部分は、地面から空へ伸びていく芽を表すまっすぐな線と、誰からも愛される施設になってほしいという願いを込めて柔らかい曲線によって構成しています。色は、地下街が小田原に張る「根」となって、そこからの芽吹き、成長していくことをイメージさせる黄緑色としています。
小田原地下街の開業からの主な経過
小田原地下街は、昭和51年11月に小田原地下街株式会社が運営する「アミーおだちか」として開業し、市民の買い物に利用されました。しかし、平成3年をピークに売り上げ減少をたどり、平成14年に運営会社である小田原地下街株式会社が民事再生法適用を申し立てました。 「アミーおだちか」の運営は、新たに地元団体により設立された株式会社アミーおだちかが引き継ぎましたが、売り上げが回復せず、平成19年6月に「アミーおだちか」の営業を終了しました。
その後、小田原市、地元経済団体を中心に小田原地下街の再生が検討され、平成21年4月に、小田原市は、「小田原地下街は、小田原の地域資源やなりわい文化などの情報発信機能などを備えた新たな施設として再生を図る」という方針を決定しました。
これに基づき、平成23年3月に小田原地下街の敷地の半分を所有するJR東日本及びそのグループ会社である湘南ステーションビルと小田原地下街の再生に関する基本事項について合意し、小田原地下街の再生について具体的な検討に入り、 平成24年6月に小田原地下街を中心市街地の活性化及び地域振興の拠点施設として、地域資源の活用や回遊性の向上など、新しい価値を備えた公共空間として再生させることを目的とする小田原地下街再生計画を発表するとともに、 平成25年4月には小田原地下街再生事業実施計画を策定し、地下街の再開に向け、実施設計やテナント誘致等の具体的な作業を開始しました。
平成26年1月には小田原地下街の愛称を公募し、同年4月「HaRuNe小田原」に決定しました。
そして平成26年11月に「HaRuNe小田原」として、小田原地下街は新たな一歩を踏み出しました。
(昭和50年)小田原駅東口地下街工事
(年代不明)小田原地下街
(昭和53年)地下街完成後の小田原駅東口広場
(平成3年)小田原駅東口駅前
HaRuNe小田原の位置付け
小田原市には、城下町、宿場町として発展してきた礎があり、地勢や歴史・文化に培われた自然的、産業的、歴史・文化的な地域資源が豊富に存在しています。小田原地下街は、こうした小田原市ならではの魅力を発掘し、編集して発信するとともに、体験や交流を通じて、地域経済の振興や市内への回遊を促進する拠点としての役割を担うものです。
こうした役割を機能させるためには、地元の経済関連団体やまちづくり関連団体の関係者の連携協力体制の構築と、六次産業化や産業・文化観光の推進など、多様な産業の連携や組み合わせによる新たな価値の創造に向けた取組みを推進していく必要があります。地下街施設の再開は、このような取組みを通じて、地域経済の振興や中心市街地の活性化につなげていくための試金石としての意義を有しています。
施設基本情報
開業日 | 平成26年11月1日(土) |
所在地 | 神奈川県小田原市栄町一丁目1番7号 |
階層 | 地上3階地下2階(売り場は地下1階部分のみとなります) |
面積 | 延床:7,984m2 店舗面積:2,014m2 |
営業時間 | ショッピング / 10:00~20:00 ※一部店舗営業時間の異なる店舗があります。 |
HaRuNeの公共公益的施設
街かど案内所「小田原日和」
スタッフ自らが、地域の情報の収集やインフォメーションツールの制作などを行い、小田原や周辺地域の見どころや街なかでの過ごし方などをコンシェルジュのようにご案内するカウンターです。地元の人間だからこそわかる情報や魅力をお伝えします。また、各種イベントチケット、木製はがき、切手類の販売を行っているほか、傘の貸出サービスも行っています。
ハルネ広場・うめまる広場
小田原や周辺地域の魅力を五感で体験できる場所として活用するイベント広場です。地場の農産物や水産品などの即売会、木製品や寄木細工などの伝統工芸品の製作体験の実施、市内や街なかで開催されるイベントのサテライトコンテンツの展開など、小田原でのひとときを満喫できるエリアです。
この他、一般の団体や事業者などの利用も可能です。希望されるかたは、FM小田原株式会社 0465-35-5150(担当:永田)までお問い合わせください。
壁屋総本舗
通路沿いの壁に設置された奥行約20cmのショーウィンドウを活用して、市民や地域の団体、事業者などが、規模は小さくても魅力的な商品を展開するウォールショップです。観光客はもとより、地元の市民にとっても、「発見」のある場所です。
出品を希望されるかたは、 街かど案内所(℡0465-23-1150)までお問い合わせください。
ハルネギャラリー
通路沿いの壁に設置された奥行約20cmのショーウィンドウに、地域の資源を魅せる特集展示や街なかで行われるイベント、行事のご案内などを行うギャラリーです。